2013年6月2日日曜日

バルセロナの影

バルセロナはカタルーニャの州都。
ガウディ建築やモデルニスモでその街の名は誰もが知っているが、街の歴史は古く、起源は2000年以上前のローマ時代までさかのぼる。でも今日紹介するのは、まだまだ最近の歴史。20世紀のスペイン内戦の影が潜むゴシック地区にたたずむこの広場をご紹介。


広場の隅には学校があり、子供たちがにぎやかに駆け回っている。誰が気がつくだろう?(━_━)この広場がかつて政治犯の銃殺に使っていた場所だと・・・

教会の壁をよーく見ると、ぼこぼこに穴があいている。まさにココで多くの反乱軍による処刑が行われたのである。(ノ△・。)
内戦の終戦の地バルセロナに、こんな傷跡が現在まで残る。これからの未来を担う人間への教訓のためだろう、修復されることなく残されている。

スペインも独裁政権が終わって、まだ40年も経ってないと思うと、まだまだスペイン人の、カタルーニャ人の魂にこの頃の辛い日々は鮮明に残っていることだろう。(ノ△・。)


その広場の片隅に、石鹸屋がある。
手作り石鹸のお店で、いろんな香りとカラーの石鹸が売られている。
土産にもいいかも。
小さいのが2ユーロで、大きいのが3.5ユーロだよ


カテドラルの右脇の道を歩いていって一本目を右に曲がるとこの広場につながります。感慨深いですね。

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